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長岡天神の一箱古本市へ

前から一箱古本市に参加してみたいなぁと思っているのだが、実は一度も一箱古本市そのものに行ったことはないのだった。気になっているのだよなぁ、と調べてみると丁度その翌日に長岡天神の市が立つということだったので、出不精の重い腰をあげて行ってきた。

長岡天神そのものに行ったことがなかったので(長岡天神の駅で降りて、古書店ヨドニカ文庫には行ったことがある)、入るといきなり狭い参道に古本市が立っていたのでちょっとびっくりした。今まではもう少し奥のスペースでやっていたようだが、この日は七五三もやっていたのでこの場所になったのだろうか?箱主さんは30組ぐらいと知ってはいたけれど、見た感じ、思っていたよりもさらにこぢんまりとしたものだった。しかし、それぞれの箱主さんたちの品揃えはなかなか私好みのものが多く、ちょっと趣味が似ている他人の本棚を覘くようで楽しいものがあった。さっと見てお昼ぐらいには家に帰れるようにと思って長居はしなかったけれど、けっこう本を買ってしまった。

なぜか扇子まで買っている。お茶用のちいさいやつだけれど、ちょっと持ち歩くのに良さそう。ウサギ柄と富士山と鶴。本はカエル関係、向田邦子関係(若い頃は興味なかったが、やはり中年女になると気になる存在なのか)、人形関係(ジュサブロー)、かわいい系レシピ本、河合隼雄(最近夫に貸してもらったりして少しずつ読んでる)、高野文子 ー『絶対安全剃刀』は買い直したいなぁと思っていたもの。高校生の時に買って持っていたのに、どこかで処分してしまった。発売当時たいへん話題になって(って、漫画好きの間だけのことだけれど)、初版はあっという間に売り切れてしまい、2刷が出るのを待たないといけなかった。でも高校の時は、正直なところそれほどよく分からなかった。それでもその後も高野文子の本は読んだりしたけれど、この『絶対安全剃刀』の1冊を越える何かを感じることはできなくて、あれはなんだったのかもういちど読んでみたかったのだ。てことで、いろいろ買えてよかった。一箱古本市は値付けがたいへんリーズナブルで、箱主の皆さんに感謝です。

帰りにはやっぱりヨドニカ文庫も再訪して、

百円の文庫さんたちとうれし恥ずかし『大人になったら、着たい服』・・・200円だったから。大人になったら、じゃなくて、もう大人なんですけどね。これは読んだら誰かにまわそう。萩原葉子の『父・萩原朔太郎』は萩原朔太郎に興味があってというより、この時代の思い出話が楽しそうだったから。『辺境の食卓』は田舎暮らしに憧れる私として面白そうだったから。『草花遊び』カラーブックスシリーズが今更懐かしいこの頃。・・・ん〜後ろ向きなセレクション。


さらに同じく一箱古本市に併設して売られていたりんご(長野県の。とても美味し〜)とかコーヒーとかエクアドルのチョコレート(これもかなり美味しい。また見たら買う)に自然派なたね油・・・となぜにさらに荷物を重くするのかな、私。他には駅の近所で漬物とかまで買っているし、買い出し人生か。

んん〜なかなか楽しかったな。京都方面に行く電車は住民や観光客でたいへんな混雑でまいったけど。私もそのうちに売り子参加したいなー。








ふーたろう | | 21:34 | comments(0) | - | - |

読書メーター 2009年9月のまとめ

9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1220ページ

・・・もっとなんかいろいろ借りて読んだように思うが、憶えていないのは大して面白くなかった本だったのだろうか。それとも年取ってきて脳みそが衰えているのか?今月一番良かったのはやはり水木しげる本であった・・・。

なんだか忙しくなってきたので、今日は読書メーターのまとめをそのまま貼付けました。


お散歩ブック (角川文庫)お散歩ブック (角川文庫)
散歩のかたちとしては自分にとってそう目新しいことはなかったけれど、同じようなことをやっていても、こういう風に可愛く書けるといいですなぁ。
読了日:09月30日 著者:杉浦 さやか



週末ジャパンツアー (杉浦さやかの旅手帖)週末ジャパンツアー (杉浦さやかの旅手帖)
京都の旅とかフツーすぎ。第二弾をもっとレアな視点でやって欲しいなぁ。ハトヤとこけしツアーはよかった。
読了日:09月27日 著者:杉浦 さやか


水木しげるの大冒険
水木しげるの大冒険
水木しげるの生命力にまたしても圧倒される。これは「水木しげるの大冒険」ではなくて、「水木しげるを大冒険」ですよ〜。 ー 水木「私はなまけていたいのに、何かに憑かれて(妖怪大戦争を)やっているわけですよ。自然というのは人間に快感を与えることで、人間を動かすんです。私もねぇ、妖怪を集めると快感を感じるわけですよ」  ー 大泉「それはどういう快感なんですか」  ー 水木「そうねぇ、ちょうど長年たまっていたクソが出るような感じですよ」 ・・・どんないい事を言ったとしても、すぐクソとかの話になる。最高!
読了日:09月20日 著者:大浅 実成


肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))
最初に出てくる引用の話が一番印象に残った。ある日本人がパリで「血だらけの豚の頭」を食卓に出されて気持ち悪がっていると、フランスのご婦人方は「豚や牛は私たちが食べる為に神様が作ってくださったのよ」と平気。そこで「日本ではこんなものは食べない。小鳥ぐらいなら頭から食らいつくこともあるけれど」等と言うと、今度はご婦人たちは「まぁ、あんな可愛い生き物を食べるなんて、なんて野蛮で残酷なの!」と責めた、と。今も状況は大して変わっていないと思う。非キリスト教徒、非ヨーロッパ人は動物に近いカテゴリーだそうで、覚えておくか
読了日:09月15日 著者:鯖田 豊之


変?―ビョーキな人々探訪記 (SPA! books)
変?―ビョーキな人々探訪記 (SPA! books)
団鬼六ってこんなオモロいおっちゃんやったんか〜!対するうさぎ女史もなかなか。ブランド品の包装紙をビリビリと裂く心境をSに例えるとは。あと、松本侑子さんに私は親近感おぼえましたです。変?と言いながら皆さん楽しそうで。
読了日:09月09日 著者:中村 うさぎ


おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
ひとりの人間がそれぞれこんなに面白いものなのだろうか!山城新伍のことも誰か書いてあげてください〜。昔の映画がいろいろ見たくなったよ・・・。
読了日:09月03日 著者:山城 新伍

読書メーター
ふーたろう | | 20:58 | comments(0) | - | - |

むむむ・・・

評価:
リチャード・ゴードン スミス
小学館
(1993-05)
コメント:私もガイジン気分で楽しい明治ニッポン!

最近、読みたい本が目白押し。水木しげるの後はまた妖怪アラマタ氏の訳したこの本を只今読んでおります。きっとこのゴードン・スミスというおっちゃんは水木しげるほどでないにしても、かなり生命力の強い人だったに違いない。日本食をかなりウマい、ウマい、と言って食べている。ヨソの食べ物をこういう風にむしゃむしゃ食う人っていいよね〜。

で、この本には江戸末期から明治に撮られたような写真とか絵葉書とかいっぱい載っていて楽しいのだけれど、今日は一つアリャリャ!という写真を発見。まじまじ見てしまった。さらし首の写真なんですけれど、なんかね、これって背景にいっぱい顔が写ってませんか? いや、単にバックが木々で、その枝ぶりが人の顔のように見えるだけなんですけれど、やたら・・・いっぱい・・・顔に見えるよねぇ。アハハ・・・って、けっこー怖いです。うう。

(9/24追記:  この記事を読んだボーに「その写真を載せないのは不親切だ」と言われ、とりあえず本を持っていって見せた。「怖いよ〜、怖いよ〜。こんな写真スキャンなんてようしません〜。(>_<)」と言いながら見せると、・・・・「これはただの木です」と言われた。


ふーたろう | | 21:43 | comments(0) | - | - |

読書メーター8月のまとめ

相変わらず軽い本ばっかり・・・。

(読書メーターのまとめのタグをそのまま利用すると、読書メーター経由でアマゾンへジャンプしてしまう。アフィリエイトの収入が欲しい、という訳ではないけれど《だいいちレビューじゃなくて単なる自分の感想を貼っているだけだし》、ボケッとしていると、知らない間に読書メーターの人の懐に広告収入が入る仕組みになっているのはなんだか面白くない。読書メーターはフリーで利用できるものなので、何らかの収入が必要なのは理解できるけれど、説明なしなのが気に入らないのだ。なのでリンクを自分で書き換えてみましたが・・・めんどくさっ!もっとゴロッと一気に書き換える方法を次回考えよう・・・。てことで下のはリンクがちゃんと貼られていない場合があるかもしれません。)


8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2014ページ

現代・河原乞食考―役者の世界って何やねん?現代・河原乞食考―役者の世界って何やねん?
この本で言う現代河原乞食とは山城氏自身のことのようだ。被差別部落出身者、在日外国人、昔ながらの芸人、ヤクザ者などについても触れているが、思いつくまま書いてみた、という印象が残る。でも役者となったからには河原乞食と自分のことを言う覚悟は清々しい。彼の死は孤独な末路のように報道されたけれど、この人は自分の美学で選んだのだと思いたい。ただこの本を書いた時点では家族の状況は想定外だったようでそれは無念だろう。
読了日:08月29日 著者:山城新伍

あの人の食器棚あの人の食器棚
肝心の食器棚についての写真、文章がもっと欲しい!雑誌の連載ならいいんだろうけれど、本になると伊藤まさこのレシピを載せたいのか食器棚のことを載せたいのか中途半端。このタイトルならフツー「食器棚の本」と思うわな!しかし、ほっこりさん向けの文章ってどうしてこうも"誰も傷つけないけど、何の中身もない"のか、とブツクサ言いながら30分足らずで見終わってしまった。雰囲気だけの本。ゲストが不憫。取材されてもあんだけしか載らないなんて。
読了日:08月26日 著者:伊藤 まさこ

下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書)下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書)
他の本で著者が「これからも『下流』で下劣に稼ぎます」と言うようなコトを言っていたけれど、ほんとやっすい本作りですなぁ〜。もう少しこの人の本を読むつもりだったのだけれど、やめます。この人読めば読むほど、なんだか古臭い価値観が気になる。あと、大学の先生の話とか入れたから、この本に実証性を与えることができた(あとがきより)、なんてこの人本当に思っているのかしら?オンライン大学行ってもう一度勉強してきたらどうですか?
読了日:08月24日 著者:三浦 展

ふたり歩きの設計図 (集英社文庫)ふたり歩きの設計図 (集英社文庫)
いやぁ〜ノロケられちゃったなぁ〜。でもノロケられるほどの人が居るっていいことだ。でも残念ながら槙村氏のマンガのコーナーは私は要らなかったなぁ。部分的に抜き取るとなんだか説教臭い。読むなら独立した漫画作品として読みたいかなぁ・・・。
読了日:08月23日 著者:槇村 さとる

消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来
「下流は太る」に続いてこちら。なんかもうこの人の言うことはもう分かった、とお腹いっぱいなのだが、まだまだ本借りてしまった。上野千鶴子のほうがやっぱりおもろいわ。
読了日:08月22日 著者:三浦 展,上野 千鶴子

スタイル・ノートスタイル・ノート
なんやかんや言いながら槙村本をまた手に取ってしまった。「3年後のカラダ計画」より私にはしっくりきた。「自分らしく生きることができると、本当に楽チン!です」って同感。若い時には本当には分からない感覚。でも若い時にいろいろやっておかないと言えない言葉ですな・・・。しんどいことは早めにやっておこう!
読了日:08月22日 著者:槇村 さとる

黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)
日出処・・・の後しばらくの間の山岸涼子ってなんだかもひとつ乗れないというか、硬直しているような作品が多かったように思うのだけれど、地味に楽しめました。もうちょっとこの時代の山岸作品掘ってみようかな。
読了日:08月22日 著者:山岸 凉子

文鳥の救急箱100問100答文鳥の救急箱100問100答
ある程度長く文鳥を飼っている人々にはそれぞれの飼い方があるので、いくつか議論を呼びそうな回答もあるでしょうな〜・・・。でもこの本は今から新しく文鳥を飼う、と言う人々にはぜひ読んで頂きたいものだ。文鳥と暮らす上で、想定していなかったであろう様々な困り事を事前に知ることができる。ここに書いているのは”たった”100問だが、ヒト以外の生き物と暮らす事にはたくさんのクエスチョン、驚き、困惑、そして喜びがあるということなのだなぁ・・・。
読了日:08月21日 著者:伊藤 美代子


下流は太る!こんな暮らしがデブの素下流は太る!こんな暮らしがデブの素
コロコロ寝っころがって読んでいたけれど、読み終わる頃には起き上がりたくなった。最後に出てくる糖尿病と診断された方がコンビニやファミレスの弁当で痩せた話は、なるほど〜!と感心。うまいこと考えましたね。でも下流指向への警鐘なのか、それとも下流デブを茶化しているのか、ダイエット本なのかよく分からない本でした。
読了日:08月18日 著者:三浦 展

間食しても必ず痩せる1日6食ダイエット間食しても必ず痩せる1日6食ダイエット
ダイエットはその人その人によって合う合わないものがあるからなぁ。1日6食。かえって私は食べ過ぎてしまいそう。しかし私は本の内容より浜内さんのオサレな家が気になります。料理研究家って儲かるのだろうか。・・・しかし表紙、どうして犬と写りたいのだ?
読了日:08月13日 著者:浜内 千波

3年後のカラダ計画3年後のカラダ計画
50代女性が書く美容本ということで、自分の今後の為に興味を持って読みました。ちょっと自分語りがウザイかな〜ってとこもありますが、ちょびっと載っている写真で見る槙村氏の肌は輝いているので、言うだけのことはあるのでしょうな〜。見た目マイナス15歳・・・、心意気は買うが、年がら年中自分の見た目のことだけ考えて生きてはいけませんわ、私は。
読了日:08月13日 著者:槙村 さとる

読書メーター
ふーたろう | | 22:08 | comments(2) | - | - |

読書メーター7月のまとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:708ページ

千住家にストラディヴァリウスが来た日―Stradivarius“De Duranty”1716 (新潮文庫 (せ-10-2))千住家にストラディヴァリウスが来た日―Stradivarius“De Duranty”1716 (新潮文庫 (せ-10-2))
千住家の母の大袈裟な筆により、やや暑苦しい家族の物語になってしまっているのだが、読みどころはいくつかあった。資金若しくはパトロンの無い日本の音楽家の歯痒い状況とか。また、最終的に借金の都合がつき、一般的に「借金」とはネガティブなイメージであるけれど、この「借金」はうれしいものであったという件など。人生のすべてをかけるモノがある人が羨ましいと思わされた。あとは千住さんが実際に素晴らしい音楽を奏でてくれればこの物語は完璧…。
読了日:07月24日 著者:千住 文子


自転車で痩せた人 (生活人新書)自転車で痩せた人 (生活人新書)
レース仕様の自転車で痩せた話なので、ママチャリで走る場合にそのまま当てはめる事はできないが、部分的には参考になる。ダイエット本というより(恐らくタイトルはその方が売れるから付けさせられたのだろう)、これから自転車を乗ってみようかと思う人に参考になる本でした。道路交通法についてのページがあるのが好感度高し!しかし高千穂氏って顔は結構男前だったのね…(今は坊主頭だけど)。
読了日:07月18日 著者:高千穂 遙


らくしておいしい塩味レシピ―素材を生かす浜内マジック ノンオイル&ノンシュガーらくしておいしい塩味レシピ―素材を生かす浜内マジック ノンオイル&ノンシュガー
塩だけで味付け、どうよ?って思いましたが、塩(+酒)の味付けのひじき煮とか切り干し大根の炊いたのとかイケます!でも素材がいいものを使うのが前提ですな。
読了日:07月16日 著者:浜内 千波


サカタ荘221号室
サカタ荘221号室
サカタさんのエッセイ、出来不出来があるように思います。やっぱりマンガの方がいい!でも演劇の話はちょっと面白かったなぁ。特に江守徹の「ハムレット」の話。これは実際の舞台を見たくなってしまった。太地喜和子のオフィーリアがさらにすばらしかったという話は興奮。見てみたかった。今はもう叶わないけれど。
読了日:07月04日 著者:坂田 靖子

ふーたろう | | 21:31 | comments(0) | - | - |

ほんとうなの、アメリカ?

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
堤 未果

読みましたとも!
・・・感想、「反吐が出る」です。どうしちゃったの!、アメリカさんよ?そんな奴だったのかい、です。以下、目次です。

 1. 貧困が生み出す肥満国民
 2. 民営化による国内難民と自由化による経済難民
 3. 一度の病気で貧困層に転落する人々
 4. 出口をふさがれる若者たち(経済的な徴兵制、学資ローン返済免除プログラム、魅惑のオンラインゲーム「アメリカズ・アーミー」、帰還後にはホームレスに 等)
 5. 世界中のワーキングプアが支える「民営化された戦争」


借りものなので、さらっと流すつもりだったのに、あまりのことにじっくりと読んでしまいましたわ。・・・これではまるでアメリカという国は、大企業と一部の富裕層のために国民(実際には国民だけでなく、不法移民、世界の貧困層も)を家畜として飼っているようなもんではないですか。こんなことが国ぐるみ、組織的に行われているなら、9.11陰謀説もあながち嘘ではないとすら思えます。本当にこんな国なら、もし私がアメリカ人として生まれたなら、NOVAで働いてでもいいからアメリカを脱出して、あわよくば日本人の配偶者を見つけて日本で暮らしたい、と思うかもよ。(・・・って、いろいろ差し障りのあるたとえか。たらーっ)イラクに行かされぐらいなら悪徳英会話業者も楽園か?

イラクと云うと、私も無知なものですから、例えばどうしてアメリカの民間人のトラック運転手とかがわざわざイラクに居たのだろう?とニュースを聞いて思ったりしたのものですけれど、これがまた巧妙。高すぎる医療保険、医療費が払えずに貧困に陥った人、破産した人などをピンポイントでその手の派遣会社が狙うのだそうです。イラクに行けば、あなたの負債を払えますよ、と。但し、条件はとてもきつい。軍人ならまだ保障されるようなものも何もない。この本に出てくるそうした人の一人は、現地の化学物質に汚染されたような水を飲んでいるうちに体調が悪くなり、帰国して白血病と診断され、せっかく稼いだお金もその治療費に消え、以前よりさらにひどい貧しさになってしまったのだそう。今まで「貧困層」とみなされてきた人たちだけの話でないのです。

てか、アメリカの話だけじゃないのですよね。まぁ、ここまで組織的に悪意を持ってやってるかどうか分からないけれど、日本に住む私だって、よその誰かを搾取して作っている安い価格の物やサービスを喜んで買ったり、結果的に資本主義経済を後押しするようなことをやって加担し、また自分自身もいつかそれに呑まれる可能性があるのかもしれません。この本を読んではじめのうちは、「人間って何の為にこうして歴史を繰り返してきたんだろう、まだまだ成熟は遠いなぁ。中世暗黒時代かっ!」となんだかげんなりしてしまいました。でも、こういう本が書かれ始めた事自体が、人間社会の自浄作用なんだと思いたいです。

機会があれば、ぜひご一読どうぞ。
ふーたろう | | 12:49 | comments(2) | - | - |

夏恒例の〜

またこういうの読んでるのは、夏なのか〜ぁ。

北野誠怪異体験集 続 おまえら行くな。
北野誠怪異体験集 続 おまえら行くな。
北野 誠,加藤 一

夏に怪談てのは安易か。冬に怪談、冬に花火、冬にウナギもいいではないか、と思うのだけれども。でも怪談話を夏にやるのは、やっぱりお盆があるからかしらね。えと、私が今これを読んだのは、別に夏だからというわけではなくて、図書館の予約の順番が回ってきたからなだけです。これは続編なんだけれど、前作の『おまえら行くな』も予約が50件以上入っていたように思う。みんな、本買わないねぇ〜。って、私もか。(最近、図書館で本を借りて、気に入ったら買うというパターンが多くなっちゃった)

さて、そこそこ楽しめたのですけれども、『新耳袋』とリンクする話も多くて、別の視点、別のエピソードを楽しむ、と言うのもアリかもしれないけれど、やや新鮮味は薄れるかな。この本で触れられている、テレビやラジオで流れた怖い動画や音声がネット上でも探せば見つけられそうだけれど、かなり怖そうなので私はやめときます〜。ムニョムニョ(ほんとはとっても怖がりなの、ワタクシ)しかしひとりの人間がこんなに怪異な体験をするものだろうか、まぁ芸人だからなぁ・・・。

でも怪談ってやはり自分の知ってる場所の話とか、盛り上がりますなぁ〜。この本では今は閉鎖されたホテル「P」の話が出てきますが、わたしゃ毎週2回ほど行く職場の窓からすぐそこに見えてますケド・・・。今は廃虚だから見るからに不気味っちゃぁ不気味。いつも誰もいない窓を眺めながら、「もし、あっちから誰か覗いていたら怖いだろうなぁ」なんて思ったりするけど。あんまりひねりの無い、今見ると味気ないビルだけれど、これが一昔前は大阪の名門ホテルとも言われたなんてなぁ・・・。でも私のイメージでは成金家族が食事に行くところ、みたいなイメージ。K姉妹のK子さんも若かりし頃出入りしていたと自伝に書いていたなぁ。なんかバブリーな印象のホテルでした。人の欲望と怨念が渦巻いても不思議でないような。つわものどもが夢のあと、ですな。A放送も完全に移転しちゃったら、取り壊されるんでしょうね。

それから最後の北野誠の弟子が住んでいた幽霊?アパートの話で、勝手に台所の水道、シャワー、トイレの水が流れるてのがでてきた。これは私が以前住んでいた世田谷区の家にそっくりな現象で、ぞ〜っとしました。この話をすると、パッキン緩んでたんじゃないの?って言われるのだけれど、そんなレベルじゃない、カラン全開にした勢いの水量で流れてたのよ〜。朝起きると。この話でもそんなことでした。これだけなら別にたいして怖くないけど、水道代が気になるよ〜。あせあせ(て、やたら水廻りの具合が悪い家で、トイレは壊れる、バスタブの側面の板は外れて落ちる、水を流せば漏る、台所の換気扇から雨水が漏れたりetc...)いや、しかしなんだったんだろうな、あの家。ま、ようするに騒々しかったのだろう。

ああ、しかし、続編じゃない方も早く読みたい〜。
ふーたろう | | 10:33 | comments(2) | - | - |

こんなオトメはいやだ

あら〜、読みたいと思っていた「乙女の大阪」が図書館に転がってたわ〜(地元図書館、ヤバいくらい新刊が借りられていない。人気なさすぎ!大丈夫か、○○○"○市民?)。

しかしこれがぁ〜・・・悪文。

大学に進学するため、始めて(ママ)ひとりで暮らした大阪を離れて約10年。
その間、私にとって大阪の街は、思い出せばチクリと胸が痛む、そんな存在でした。
友人、恋人、果てしなく続くように感じられた時間を共に過ごした、
大好きだった人たちと別れた思い出ばかりが、記憶の上層を覆っていたのです。

はぁ?ここはどこ?私はダレ?その間ってどの間よ?分かりにくい〜。だいたい主語がすごく長くて関係代名詞状態でうにゃうにゃ言っていた割には結論が空だし。パンクチュエーションもちょっと変?最初の文章も、「大学に進学するためはじめてひとりで暮らした大阪を離れて、約10年」とすりゃまだ分かるか?

あんなにも楽しくて、笑い転げて、夢を見て、夢中になっていたのに、
卒業も間近な四年目に、先々の迷いから抱いた、
淋しさや悲しみばかりがそれまでの記憶を覆い、
以来これまでずっと、あのころの不安定な心情と大阪の街の景色とを、
重ね合わせていたのです。

一文、ながっ!なんやようわからんで〜。

大阪・京都・東京という三都市は、生まれ育った静岡以外で、
今まで暮らしたことがあり、数々の思い出を秘めた、愛すべき場所。

なんか冗長やのよね〜。ほんで変に体言止め。

内容はうーん・・・雑誌SAVVYを1年分読んだらこれくらいの情報あつまるでしょ、というもんか。どうもこういう文章書く人が紹介していると思うと読む気にならなくなる。文章厨と言われようと、わたしゃこういうのダメ。ムニョムニョ うーん、こんなんで「文筆家」と名乗れてしまうのか。私が読みに行っているブログでもっといい文章、面白い内容のいっぱいあるけど・・・。ま最近、出版に限らず、「作家さん」多いしね〜。しかしオトメとは自己愛の権化かの〜。
ふーたろう | | 12:17 | comments(0) | - | - |

複雑な人生

お正月は水木しげる自伝に夫ボー共々どっぷりはまった〜。

ボクの一生はゲゲゲの楽園だ〈1〉―マンガ水木しげる自叙伝
ボクの一生はゲゲゲの楽園だ〈1〉―マンガ水木しげる自叙伝
水木 しげる

面白かったわ〜。でも6巻あるうち3巻ほどは戦争の話が中心で、お話としてはじゅうぶん楽しめる水木しげる作品になっているけれど、やっぱり戦争は嫌だ。命がほんと粗末にされて、無駄に殺されていったんだなぁ・・・。誰もお国のために喜んで死んでいった・・・はずないじゃないですか!なのだ。こういう作品は子供のうちにぜひ読むべきだ!なんて思ったけれど、さすが水木センセイ、たまにちょこちょこ煩悩ネタ、エロネタも出て来て、墨で修正しなければ子供にそのまま渡すわけにはいかん。

そのまま水木ワールドへさらにつきすすむ。

本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日
本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日
水木 しげる

これも一家に一冊あっていい。毎日パラパラめくって読むのに最適な金言集。いや、やっぱり子供に渡すには墨塗っといたほうがいいとこもあるかも。いや、これもまた教育か。私が一番いいなと思ったのが、水木センセイが「人生を複雑にするもの」を嫌うところ。例えばマイレージカードとかファッション・コーディネーターとか。そういうのは人生を複雑にするから嫌なんだそうだ。さらには聖書とか論語も「人生をしんどくする」と言う。いいな〜こういうの。例えば今私が20歳なら人生を複雑にするものを好んだと思う。必要だとも思う。でもだんだん年取ってくるとそういうことに余力を使いたくないもんね。

で、唐突ですが、私はしばらく前からホームベーカリー欲しいなと思っている。この前お裁縫してて指を傷めて力が入りにくいので、ああ、こんな時にホームベーカリーがあればパン生地こねなくても出来るなぁ、タイマーで朝起きたら焼き立てパンだなぁ・・・と妄想。いやしかし、実際にそれほど使うのだろうか。一昨年買ったトースターすらそれほど使用頻度は高くないではないか。パンも好きだが、ご飯も好きだ。第一、どこに置くのだ〜などと、考えていると・・・これは、もしかして、ホームベーカリーってさぁ・・・私の人生を複雑にするもんなんじゃないのか???などと悶々。それでも図書館で借りた「暮らしの手帖」のホームベーカリー特集を見て、再び欲しい気持ちが過熱。夫ボーに、ホームベーカリーがあればいかに我々の食生活がさらに豊かになるかを説いてみる。さらには私の費用負担で買うから、とも言ってみる。しかし、

「人生が複雑になるから、だめです」[:ふぅ〜ん:]

ぎゃふん。これは当分いろんなことがこの理由で却下されそうだ・・・。
ふーたろう | | 00:22 | comments(5) | - | - |

きんこん土佐日記と高知遺産

郷土本コーナーにある本なんてださぁ〜と子供の頃は思っていましたけれど、20代半ば頃から自分のルーツがある高知のことが気になりはじめ、高知に行く度に本屋さんの郷土本コーナーをチェックするようになりました。今回はとても面白いのを見つけたぁ!



これは高知新聞に連載している「きんこん土佐日記」。4コマ漫画なのだけれど、日によってシュールなネタ、ちょいエロネタ、ほのぼの系ネタが土佐弁全開で繰り広げられています。登場人物は主にヨシキおじいちゃんとクニエおばあちゃんに孫の幼稚園児のたくみ。例えばこんな風。(2005年2月9日版)

たくみ: (口笛を吹いている)
ヨシキ: 「夜に口笛ふかれん」
クニエ: 「ヘビが来るぞね」
たくみ: 「ちぇー」

たくみ: 「アァ〜ッ!!」「アハァ〜ッ!!」

ヨシキ: 「シャラポアのまねも夜はいかん!」

どうでしょう〜、この感じ。土佐弁が頭の中で聞こえるとさらに楽しいのですが。私自身は喋れないけれど、おんちゃんやおばちゃんの声を思い出しながら読んで楽しい気持ちになります。土佐弁と言えば、子供の頃うちの父は私に「ぢ」と「じ」、「づ」と「ず」の違いを一生懸命教えようとしていました。土佐は古い言葉がよく残っているし、こういう発音も残っていたのだそうです(最近の若い人はあんまり区別しないそうですが)。この漫画を読んでこっそり土佐弁独習してます。ふふ。

それからもう一冊はこれ。



私のように時々高知市に行く人間にはなんだか見覚えのある表紙だと思います。高知の駅の横にあるコインロッカーです。昔はこの辺りにちょっと古くさい食べ物屋さんとか並んでいましたが、もういまではこのコインロッカーの建物ぐらいしかなくなりました。そんな風に時代で言えば昭和の懐かしい高知の風景を集めた本です。どこの街でもこのように消えていくちょっと懐かしい建物とか風景があると思うけれども、私にとっては高知は特別。子供の頃は毎年夏休みに行って、大人になってからは数年に一度。私には高知はいつまでも昭和のまま残っているような気がしてしまう。でも本当はそこには生活する人がおり、大阪や東京といった大きな街とスピードは違うと云え、時は過ぎていくのですよね・・・。ここ数年は子供の頃にあったものがどんどん無くなっているなぁと行く度に思います。単なる旅行者である私でさえ、この本を見つけた時は「あっ!そうそう、こうしてね、残して欲しかったんよ・・・」と相づちを打ちたくなったのでした。この本は自費出版なのだそうですが、今どきのシャレた本にでき上がっていて、よく売れているそうです。こちらに編集された方のブログがあり、通販のページへのリンクもあります。

「きんこん土佐日記」の方はAmazonでも買えます。高知に縁のある方ならこの二冊けっこう楽しめると思います。ラッキー
きんこん土佐日記 (1)
きんこん土佐日記 (1)
村岡 マサヒロ
ふーたろう | | 21:22 | comments(2) | - | - |
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ER4P-Bの前に使っていた。これもたいへんいい。お値段も手が伸びやすい。しかし、いいイヤホン使いだすと、戻れません・・・。
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